2015.10.26 残念な出来事
【本日の業務】
・手帳、コアトレ、ストレッチ、スクラップ
・家事
・野球取材
・原稿


151026残念な出来事_035
 きょうの九州大会で残念なチームをみました。
 九州屈指の右腕を擁し、優勝候補とも目されたチームでしたが、ふたを開けてみれば、相手の強力打線になすすべなく完敗でした。僕はそのチームのベンチ上や横で写真を撮りながら観戦していたのですが、監督が発する言葉、選手やスタンドの控え部員のヤジ、どれもあまり好ましくなく、眉を顰めながらの観戦でした。
 それだけなら、ただ「マナーがなっていないチーム」で片づけられるのですが、一番許せないと思ったのは最後のシーンでした。コールド負けが確実な状況で、走者が出ました。次打者がレフトへ大飛球を放ち、一走は二塁を回りましたが、捕球されたため帰塁しました。その際、相手の野手が「二塁ベースを踏まずに帰った」とアピールし、それが認められてアウトになりました。
 判定に納得がいかず、何度も審判に確認を入れます。走者は一塁ベースに残り「塁審、見てないじゃん」とあからさまに不満げな態度をみせつけます。塁審にも確認に行き、審判団も協議しますが、当然のことながら判定は覆りません。あきらめてベンチに引き上げた走者は、自分の手袋をベンチに向けて投げつけました。
 その瞬間、僕も一瞬我を忘れて切れそうになりました。なるほど、あれだけ納得していないからには、しっかり踏んで帰塁した感覚があったのでしょう。しかし、その判定が絶対に覆らないことは多少なりとも野球をやっていれば分かるはずです。そんなことを選手が血気にはやってしてしまうのは百歩譲って許せても、そんなことを防ぐような指導を日頃していなかった指導者に僕は一番腹が立ちました。
 試合中そのチームが発していた言葉も相手チームを執拗にやじったりしていて、味方を鼓舞するような言葉はありません。挽回不可能なほどの点差がひらくと、声さえもでなくなりました。結局、彼らは相手ではなく自分の弱さに負けているのです。試合中、自分の思い通りに野球ができるにこしたことはありませんが、そんなことはまれです。時には理不尽と思えるようなことも起こるでしょう。何かに当たりたい怒りさえもプラスのエネルギーに変え、勝利のために今できることに全力を尽くすのが真のアスリートだと僕は信じています。

151026-14鹿実1点目・綿屋二塁打_035
 樟南は残念ながら逆転負けでしたが、鹿実が2試合連続コールド勝ちで、センバツに向けて大きく前進しました。
 試合前、鹿実のスタメン表で先発・谷村君の名前を見たとき、県大会準々決勝のれいめい戦を思い出しました。相手が強力打線と大会注目の速球投手であれば、軟投派の谷村君ががっちりはまると思いました。その通りの試合でれいめい戦以上の力強さを発揮しました。
 今季の鹿実は市内大会からここまで1試合として同じスタメンだったことはありません。不動なのは4番・綿屋君ぐらいで、あとは相手に合わせて対応する日替わりオーダーを組むのが今チームの大きな特徴でもあります。
 何と言っても圧巻は4番の綿屋君でしょう。打撃に関しては覚醒の感があります。「相手のボールはきれいな回転がかかっているので、振り負けずに芯でミートすれば、自分の力はいらないと思った」。なかなか言える言葉でないし、それを実践してのけるところに非凡の才を感じました。
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