【本日の業務】
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・野球取材
・原稿


151003―21大島勝利_035
 夜、ラグビー日本代表のサモア戦を観戦しながら、昼間の高校野球のことを思い出していました。ラグビーの日本代表が南アフリカに勝ったのは「奇跡」と称されましたが、今宵のサモア戦は「確かな力」をつけて勝利できた印象があるのと、大島が力で九州大会出場を勝ち取ったことが重なりました。

 詳しいことは記事に書き尽くしたのでそちらを参考にしてください。過去136回の九州大会の中で、鹿児島の離島チームの九州大会出場は、第78回(86年春)の屋久島、第117回大会の徳之島(05年秋)、第134回大会の大島(14年春)と3回しかなかったことを思えば、ラグビーW杯の日本代表並の快挙といっても過言ではない気がします。
 やはり昨春のセンバツ甲子園が、いろんな意味で奄美の高校野球に良い影響をもたらしているといえるでしょう。力のある選手たちが島に残って、地元の学校から上を目指すというかたちが今のところできている印象があります。
 考えてみれば、一度センバツに出たからといって、奄美と鹿児島本土との物理的な距離が縮まったわけではないし、日頃の実戦経験に恵まれないことや、遠征にお金がかかることなどの「地理的ハンディー」が解消されることは今後もないでしょう。
 ただ、野球に取り組む子供たちや指導者の意識は間違いなく変わりました。印象的だったのは会心のゲームで九州大会を決めても、ゲームセットの瞬間、歓喜を爆発させることがなかったことです。記事にも書きましたがエースの渡君は「最後の方は自分のボールが上原の構えたところにいかなくて悔しくて、九州大会のことが頭になかった」と言います。県大会ベスト4なら2年半前の春に始まって、同年秋、14年NHK旗、今年の春と過去3代で達成しており、先輩たちに並んだに過ぎない。自分たちの目標は先輩たちを超えることだという目標設定がしっかり共有できていることを物語っています。

 「良い選手がいない」。この頃ネット裏で野球観戦していると、いろんな指導者が異口同音に嘆くのを聞きます。確かに少子化や、子供たちの野球離れなど考えなければいけない問題はあるでしょう。「良い選手」という意味では、今の大島の選手は比較的、中学の実績もあり力を持っている選手たちだとは思います。しかし、「良い選手が集まっているから、今年は○○が勝つ」と巷でいわれていて、その通りにいかなかったシーンをこれまで何度も見てきました。良い選手を集めれば勝てるというほど簡単な世界ではないし、だからこそ夢を持っていろんなことがチャレンジできるのがスポーツの世界の醍醐味です。その意味でも今回の大島が、しっかり勝って九州大会を勝ち取ったことは大きな意味があると思いました。次の準決勝、決勝、そして九州大会の戦いぶりに注目したいところです。
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