150407ふれあいの会_035
 「大島紬とふれあいの会」は昨年も取材したイベントですが、今年はより若い世代にも紬の魅力を伝えようと、専門学校生に、紬の端切れを使ったモニュメントの制作や、イベントのポスター、チラシの図案を依頼していました。
 紬といえば、非日常の特別な世界というイメージがある中で、より日常に密着して活用できるものはないかというチャレンジの一環です。業界にとっては、これまで「大島紬」の名前は聞いたことがあっても、実際に触れた体験はほとんどない若い世代に、紬の存在のPRすることができます。同時に学生にとっても、未知の世界に触れる良い機会になります。この体験を通して「自分のデザインに対するアイディアが広がった」と話していた学生もいました。
 「若い人たちが、将来就職先として選んでもらえるような魅力ある業界にしていきたい」
 主催者の方が話していました。今後は、学生に実際の紬の図案を公募して反物にするなどの企画も考えているそうです。大きな曲がり角を迎えている伝統産業ですが、おただ伝統を守るだけでなく、次の世代に対しても積極的にアプローチしていきながら、互いにWin-Winとなる関係づくりから始めているところに、新しい活路が見出せそうな予感がしました。
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