【本日の業務】
・事務作業
・家事
・ランニング
・レノヴァ取材
・原稿


 イスラム国による日本人人質事件が、悲しい局面を迎えました。人質になっていた湯川さんに続いて、フリージャーナリストの後藤さんも殺害されたとされるニュースで、今朝はもちきりでした。
 「サンデーモーニング」も通常のスポーツニュースなどもカットされ、ほぼこのニュースでした。当然のごとくイスラム国の蛮行は糾弾されてしかるべきものだし、安倍首相や菅官房長官の「テロリストたちを許さない」「日本はテロとの戦いに屈しない」などのコメントに、日頃はこういった人たちの言動に疑義をはさむことが多いパネリストたちも、ひとまずは賛意を表していました。
 その上で司会の関口さんは「冷静にならなければならない」とも語っていました。人質として拘束したばかりでなく、その命を奪うという蛮行に接して、僕自身も真っ先に浮かんだのはイスラム国に対する怒りでした。「冷静」になどとてもなれそうもない話ですが、それでも冷静になって、その事件の背景にあるものを考えることは大事なことです。
 気になってネットなどでいろいろ調べてみると、イスラム国がそもそも誕生した背景がぼんやりと見えてきました。直接的には03年以降の米国を中心としたイラク戦争によって、弾圧され、虐殺されたイスラム教スンニ派の人たちが、イスラム国の源流になっていることを知りました。イスラム社会、パレスチナ問題、イスラエル、ユダヤ教、キリスト教…源流の、源流をたどっていけば、数千年先までさかのぼればならないほど、複雑怪奇に入り組んだ宗教問題、人種問題が横たわっていることだけは理解できました。
 そこまで知った上で、「冷静」になってこの事件を考えてみると、また違った感情が湧いてきます。繰り返して言うように彼らの蛮行は許し難い。しかし、では報復を叫んだり、米国に追随してその戦争を支援することが果たして日本のやるべきことなのか。答えは見えません。しかし冷静になって考え続けたいテーマです。

 午後はレノヴァの取材。残念ながら昨日に続く連勝はできませんでした。
 今季のレノヴァは今のところ3勝しか挙げていません。このうち前半戦の2勝は2連戦の初戦を落として、翌日取り返したものでした。きのうは今季初めて初戦をとって、連勝できるかどうかのチャレンジでしたが、相手を上回れるエナジーや引き出しを出し切れず、敗れました。
 54-69のロースコアが物語るように、お互いの持ち味をぶつけ合うというよりは、まず相手の良さを消し合っていました。その上で、相手の方が勝つための「引き出し」が多かった。
 何より驚いたのは、スタメンで216センチの外国人を外してきたことでした。「高さの利」を捨ててまで、レノヴァの「走るバスケット」に対抗してきたわけですが、この狙いがピタリとはまりました。オフェンスリバウンドにも果敢に飛び込み、リバウンドで「制空権」を取れなかったことが、徐々に攻守のリズムを悪くしていきました。1試合平均12リバウンドを取ってきた外国人が出ていた時間帯は、トータル10分あまりですから、ほとんどの時間を日本人選手がハードワークしていたことを物語っています。
 その上で、複数いるシューターが6本の3ポイントを決めたことが、最終的には15点差の要因になりました。勝つために必要な「引き出し」は、悔しいけど相手の方が多かったことを痛感させられました。

 こういう駆け引きが水面下で喧々諤々と繰り広げられてしのぎを削るのも、プロスポーツの醍醐味といえます。一つステップアップしたからといって、そこで満足していたら次はやられてしまう。やられたくなかったら、もっともっと自分たちのやるべきことを磨き、引き出しを増やしていくしかない。
 そうやって切磋琢磨しながら、お互いにレベルアップしていくことはリーグ全体にとっても好ましいことです。一つ確信が持てたのは、なかなか思うような結果は残せていないレノヴァだけど、約1か月の中断期間を経て、その世界が語れるところまでレベルアップしたことでした。
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