2012.03.08 一枚の葉書
【本日の業務】
・事務作業
・オルタナ
・読書


 夕方、郵便受けをのぞいたら、僕宛の一枚の葉書がありました。
 先日の県下一周駅伝で大島チームの主将のお母さんを取材しました。葉書はそのお母さんからのものでした。記事のお礼と息子さんが周囲に支えられてチームの大役を果たすことができたことに対する感謝の気持ちがつづられていました。僕としてはほんの数行、取材したことを書いただけなのですが、そんな風に喜んでもらえるのは何よりうれしいです。こちらこそ素敵なシーンに巡り合わせていただいて感謝したい気持ちです。
 「みえぬけれどもあるんだよ みえぬものでもあるんだよ」
 絵葉書には「星とたんぽぽ」と題してかわいらしい絵と心にしみる詩が載っていました。毎回思いますが「新聞記者をやっててよかった」と思えるのはこんなときです。

 夜、テレビを見ていました。そろそろ東日本大震災から1周年で、いろいろな特別番組が組まれています。見ていたのは東北出身のサンドウィッチマンさんらが、被災地を訪ねて復興の足跡をたどる番組でした。
 ところが、あるシーンが気になって、素直に感動できませんでした。打ち合わせか何かをしている場面で、机の上に置かれたお茶のペットボトルにぼかしが入っていたのです。これは間違いなく「スポンサー」の存在が絡んでいます。
 確認したわけではないですが、この番組にはお茶などの清涼飲料水を売っているメーカーがスポンサーに入っていて、机の上に置かれていたのは他社の商品だったのでしょう。これはスポンサー側の意向なのか、作り手側の自主規制なのか、分かりませんが、視聴者側にすれば実に不愉快な行為です。入れなくても何の支障もなさそうなところに、なまじぼかしが入っているから余計なことを勘ぐりたくなります。それはかえって番組やスポンサーのイメージを悪くするとは考えないのでしょうか?
 映像は、現実の世界をありのままに切り取っているからこそ価値があるのであって、そこに人の意匠はなるたけ加えないに越したことはありません。深読みすれば、そこまでスポンサーの意向などを気にしなければならないほど、テレビ業界も苦境に立たされているということでしょう。残念な話です。
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