【9月14日】

140914マスターズ甲子園_035

 2005年にマスターズ甲子園の鹿児島予選が始まって以来、10年目のチャレンジにして、鶴丸がようやく甲子園を勝ち取りました。

 いろんな勝因が考えられると思うけど、個人的には最高齢56歳から最年少23歳まで、実に33年世代に渡って、バランス良くメンバーがそろったことが大きかったと思います。若手が出られる三回までは34歳以下でオーダーをそろえ、35歳以上のベテランは四回以降の4イニングに集中する。これができたおかげで準決勝、決勝のダブルヘッダーも戦い抜くことができました。

 今、声がかすれて喉が痛いです。きのうの2試合、僕は試合に出る機会はなかったけど、先週取材した沖永良部の中学生女子バレーボール選手のことを思い出し、チームのためにひたすら声を出し続けていました。ベテランも、若手も、このチームに参加した1人1人がそれぞれの役割を果たし、一丸となってつかんだ甲子園でした。

 思えば、半年前、大島のセンバツ取材で甲子園に行き、甲子園歴史館に飾られた「鶴丸」の校名が刻まれたボールを見てから「今年は絶対にマスターズで甲子園に行って、あのグラウンドに立ちたい」と願った夢がかないました。きのうのお酒は本当においしかったです。

 祝勝会の2次会で長ケ原誠さんと話しました。
 長ケ原さんは04年に全国のマスターズ大会を立ち上げた発起人です。今でこそ、僕らは当たり前のようにマスターズ甲子園に出るためのOBチームで活動していますが、10年前、長ケ原さんが声を挙げなかったら大人になって甲子園を目指して硬式野球を、こんなにも夢中になってやることはなかったでしょう。何事も「0」から「1」を立ち上げるのはアイディア、勇気、行動力…いろんなパワーがいるものです。
 僕はそのことを称えましたが、長さんは「誰もが真剣になって甲子園を目指した高校時代の3年間があったからこそ実現したことだよ」と謙遜ではなく、本気でそう話していました。全国の大会を立ち上げた自分たちよりも、鹿児島の大会を立ち上げた上野さんら実行委員のことを称え、感謝していました。

 その通りだとつくづく思いました。こういうイベントが大きくなればなるほど、裏方でそれを支えてくださる方々の献身的な労力が必要になってきます。審判、運営管理、登録…日の当たらない地味な作業がひとつでも欠けていたら、スムーズな大会運営は成り立ちません。そんな裏方作業も多くの方が快く引き受けてくださるのは、長さんが言うように真剣に甲子園を目指した3年間が土台にあるのだと思います。長さん曰く、マスターズの本戦では、実に多くのボランティアの方が大会を支えてくださっているのだそうです。

 今年のマスターズ甲子園は11月15、16日にあります。鶴丸は16日の第1試合で三重代表の宇治山田と対戦するそうです。試合や入場行進もさることながら、大会を支える人たちの姿もこの目に焼き付けてこようと思います。
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