【本日の業務】
・事務作業
・原稿
・早朝ジョッグ
・鹿児島ドリームウエーブ取材
・歯医者
・FC鹿児島取材


 「広く県民の皆さんに応援していただけるクラブを目指す」「県民球団」「県民が望むJリーグ」…先日のFC鹿児島、ヴォルカ鹿児島の統合断念の記者会見で出てきた言葉。僕は最近、この言葉を聞くと無性に背中がかゆくなります。「広く県民の皆さんに応援していただく」ための大きな手段だったはずの統合は、ヴォルカ側のよく分からない理由で先送り。少なくとも鹿児島県民の1人である僕は、そんなものに貴重な自分のお金も、時間も使いたくない。それだけのことです。
 思うに「県民」とか「地域のため」という言葉を軽々しく使いすぎなんですよ。

 「僕たちはサッカーが大好きなんです。Jを目指して頑張ります。そんな僕たちを応援して、支えて下さったら、もしかすると夢や感動でお返しできるかもしれません。できる範囲で構いません。よろしくお願いします」

 もっとシンプルに素直な気持ちを出して、謙虚に頭を下げればいいのでは?

 あまりに崇高な理想を掲げるがゆえに、ややもすると「お前らのためにやってやっているんだ! 何で応援してくれなんだ!」と上から目線な気持ちになっていませんか? 「行政や企業の理解がない」「鹿児島県民は保守的」…訳知り顔でそう嘆く前に、それを覆すだけの情熱と実行力を示す努力をしてきましたか?
 来季、再び九州リーグからスタートするFC、ヴォルカの両チームは、鹿児島県民の1人であるこの僕の声に応えるチームであって欲しいと切に願います。

 きょうの午前中は野球、午後はサッカー、第4作目の単行本のいわば下準備ともいうべき取材をじっくりしました。今度の本は「鹿児島のプロスポーツ」がキーワードです。
 午前中は野球クラブチームの鹿児島ドリームウエーブの代表、午後はサッカーのFC鹿児島の代表と話をしました。非常に興味深い話が聞けて、きのうの鹿大の心理学の先生の言葉を借りれば、それぞれの「ライフストーリー」を僕が表現して、広くいろんな人に伝えたいという欲求が湧いてきました。「物書き」の仕事の原動力です。
 ただ話の中身があまりに濃すぎたり、特に人間関係のもつれの話になってくると、そのドロドロとしたものが惹きつける力で、下世話な週刊誌の記者のような暴露話を書いてみたい欲望もわいてきます。「俺はこれだけのことを知ってるんだぞ!」と世間に吹聴してみたい気持ち。一概には言えませんが、そんなものがものを書く仕事をしている人には多少なりともあるような気がします。
 僕はどちらかといえば、そこになるべく踏み込まず、美しく健全なスポーツの世界を描いてきました。おかげさまで一定の評価は頂いていますが、もしかするとそこに踏み込んで何を表現するかを考えることが、僕の物書きとしての成長の次の段階なのかもしれません。
 「鹿児島のプロ」にまつわる話を聞いていると、いろんな人のドロドロした面が出てきます。誰と誰は仲が良くて、仲が悪くて、こんな不義理をして…はっきりいってそこは目を伏せて、フィールドの上のスポーツを楽しめればそれでいいかもしれません。でも僕が物書きとして本当に上に行きたいのなら、そこに踏み込むことも必要になってきます。その際には「対立する双方から話を聞く」という、ものすごいエネルギーのいる活動をしなければなりません。対応を間違えば、罵声を浴びせられたり、極端な話は名誉棄損で訴えられることもあるかもしれません。そこで悩み、苦しみ、のた打ち回った先に出てくる表現があるならば、それが僕の成長になるような気がします。
 来年は、そんなことにもチャレンジする年になるのかなぁ~。
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