【本日の業務】
・事務作業
・単行本校閲
・電話取材
・オルタナ
・選挙関連取材
・SCC


 サッカーに関する問題を考えながら、これから僕が書いてみたいと思うテーマがひらめきました。「スポーツとお金」。いささか唐突ではありますが、このテーマで取材を進めていこうと思います。
 特に重点的に調べてみたいのは企業がスポンサードする理由についてです。プロスポーツクラブを運営するには企業スポンサーが不可欠です。スポンサーになった企業は、ユニホームにロゴを入れたり、試合会場やチームマガジンなどにバナー広告を出すことなどにお金を支払います。そういったことに企業がお金を出すメリットについて考えてみたいのです。
 100万円を出したら200万円の売り上げがある。これが最も分かりやすい費用対効果の考え方です。スポーツウエアとか、用具のメーカーなどは、これに当てはめやすいでしょう。しかし、一般企業でこれを実現できる業種は少ないと思います。ましてや鹿児島の、まだメジャーとはいえないチームに、広告塔と
しての露出効果は今のところ期待できません。
 それ以外に、お金をかけるメリットがどこにあるのか。その方法を提示することはこれからサッカーだけでなく、鹿児島のスポーツ界の未来を考える上でも有益な情報になると思うのです。何より、僕が一番苦手な分野ですから、自分自身の勉強のつもりでいろいろ取材して回ろうと思います。今、サッカーやバスケットのスポンサーになっている企業の方、それを得るために努力しているであろうチーム関係者、あるいは少額でもチームにお金を出して支えようとしている一般のファン…いろいろ聞いてみたいです。

 午前中は、FC鹿児島を応援しているMさんと、レノヴァを応援しているAさんを電話取材。Mさんは、自分がPTA会長をしている学校のサッカー部に専門の指導者がいなくて困っていた時に、よくいく定食屋で知り合ったFCの選手に外部コーチをお願いしたら、快く引き受けてくれて、素晴らしい指導をしてくれた。「その誠意に対してお金を払いたかった」と話していたのが印象的でした。
 Aさんからは、企業がスポンサードする意味やスポーツビジネスの在り方について、詳しく教えてもらいました。大会応援のバナー広告ひとつでも、趣旨をきちんと文書で書いて説明する。単なる「付き合い」とかではなく、理念に共感して協力していただけないかとお願いする。複数のスポンサーとはチームにとって「地域貢献」という目標に向かって進んでいくいわば運命共同体。「1本の藁は弱いけど、5本、10本、100本と束になれば強力な力になる」。試合になったら、お客は来ていただくものだけど、普段はこちらからマメに足を運んで、顔を売っていく。「近所のじいちゃん、ばあちゃんが応援に来るようなチームにしなければいけない」…おかげで大分方向性が見えてきました。

 きょうは久しぶりに土曜日のSCCに参加。少し遅れましたが30分間、ジョグしたり100m流しをしたりで汗を流して明日に備えました。
 帰りに身体を休めようと、城山の長寿泉に行ったら、高校の先輩のK社長に会いました。以前、レノヴァの広告代理の仕事ができたらと、Kさんにレノヴァの代表を合わせたことがあったのですが、そのときに「余っているお金があったら、社員に還元したいと考えるのが経営者だ」と言われたのがずっと頭に残っていました。
 「スポーツとお金」を考えるとき、真っ先に頭に浮かぶのは、どこか大きくて景気の良い企業のトップが、自分の好きなスポーツのためにポンと数千万、数億のお金を用意してくれることを想像するかもしれません。確かに日本のプロスポーツは、そういった「企業の余力」に支えられてこれまで発展してきましたが、今はそうではありません。この厳しい経済状況でも、あるいは厳しい経済状況だからこそ、お金を出していただくのに見合う価値のあるものを、スポーツの側が提示しないといけないということです。

 そんな話を温泉につかりながらしていたら、とてもすぐには会えそうもないビッグネームの方を紹介してくださることになり、月曜日にKさんの会社に名刺を持っていくことになりました。おかげで、ゆっくり身体をやすめるどころではなくなりましたが、有意義な時間を使うことができました。
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