2012.12.03 きのうの続き
【本日の業務】
・事務作業
・オルタナ
・原稿
・立候補リハ取材
・選挙取材打ち合わせ


 朝、FC鹿児島とヴォルカの統合に関する南日本新聞の記事について、思うことがあってかなり辛口のコラムを書きました。当然、南日本なり、サッカー関係なりからは反論や批判が来ることも覚悟していましたが、今のところそれはありません(知られていないだけ?)。FBには様々な激励のメッセージを頂きました。ここで指摘したようなことをいつまでもうやむやにして「夢」だの「感動」だのと響きの良い言葉でごまかさずに、情熱と覚悟とと責任のある団体であって欲しいという僕からの鹿児島サッカー界に対する叱咤激励メッセージと思って頂ければ幸いです。

 こんな例え話が分かりやすいです。素晴らしい商品を売りたいと考えた人がいます。普通ならそれを売る「会社」を作るための資金を集め、「株式会社」として登記し、責任の所在を明確にして税務申告など社会のルールに則ったきちんとした組織を作り、そこから世間一般に向かって「うちの商品を買いませんか?」とプロモーションします。
 サッカーの世界に当てはめるなら、彼らが売ろうとする「商品」は突き詰めれば「夢」と「感動」です。それを実現させるためには、億単位のお金が必要になってきます。当然、それを運営する組織は責任ある団体=株式会社でなければならないとJリーグの規約にも謳ってあります。にも関わらずヴォルカは発足して20年近く経っても、「顔の見える組織」を作ってこなかったのです。
 本格的なスタートは03年のNPO法人・スポネット鹿児島ですが、今やその影も形もなく、その当時作った借金を清算するためのヴォルカ評議会になり、紆余曲折を経て、今新聞に名前の挙がったチーム運営の責任者は「管理団体737鹿児島サッカープロ設立準備会」の「代表世話人」となっています。こんなものを本気で応援したいという気に誰がなりますか?
 僕もそうですが、鹿児島の人だって、叶うものならJのチームがあって欲しいと思う人は大勢います。これだけ多くのJリーガーを輩出している「サッカー王国」なのに、地元にJのチームはなく「人材排出県」で終わっていることに内心忸怩たる思いの人も多いでしょう。しかし、その想いを託すのは、顔も責任の所在も見えない団体。更に輪をかけてひどいのは本来ならそのことのおかしさを指摘して、「あるべき姿」を提示しなければならない鹿児島最大手の新聞社が、これまでそれをやってこない上に「そういうチームを応援すべきだ」と無批判にやってる。何年経っても九州リーグ止まりは当然の結果でしょう。

 FC鹿児島は、運営母体が株式会社になっており、いろいろ問題はあるのでしょうが、顔の見える組織にはなっています。今、合併という流れになっていますが、そもそも水と油を混ぜるような面倒なことをしなくてもいいのではないでしょうか? ヴォルカは「Jを目指す」という看板を下ろし、アマチュアのままの活動を継続する。「プロ」を目指す流れはFCで一本化する。これが一番すっきりと分かりやすい道です。
 「アマチュア」であることは何も恥ずかしいことではありません。仕事を持ちながら余暇と手弁当でチームを運営し、身の丈に合ったリーグで戦っていくことも素晴らしいスポーツです。元々が「教員団」で来ているのだから、そこに戻ればいいだけの話です。実際、バスケットのレノヴァ鹿児島は元々が教員クラブであり、そこから派生したレノヴァは「プロ」となり、教員チームもそのまま残って活動しています。
 いろんなしがらみや、プライドや、振り上げたものを簡単に下せない事情はあるのでしょうが、もういい加減、県民を不明瞭なかたちで巻き込むのはやめて欲しい。根本にある県民に「夢と感動」を与えるチームとはなんであるか、その原点を心の底から真剣に見つめ直してほしいものです。
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