【本日の業務】
・原稿
・南九州陸上取材

(きょうの写真)最終日の競技より

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 4日間、雨と寒さと蒸し暑さに悩まされたハードスケジュールでしたが、男子8種目、女子9種目で優勝し、いろんな競技で優勝、入賞ラッシュが続き、鹿児島勢の健闘が際立った南九州大会でした。
 長いこと、陸上を取材していますが、南九州で僕が取材した範囲でこれほど鹿児島勢が好成績を残したことは記憶にありません。これも中々面白い現象だと思って、合間合間にその要因を関係者に聞いてみました。
 03年の長崎インターハイが入賞0に終わって以降、現場の指導者たちが危機感を持って、全国を見据えた普及・強化に取り組んだ成果が出たのではと言います。鹿児島女、鹿児島南、鹿児島商、鹿児島実といった強豪校だけでなく、興南、出水、川内といった普通科進学校からも複数種目で入賞者が出て、さらには武岡台や薩南工といったこれまであまり実績のなかった学校からもインターハイ出場者が出ました。「子供たちの選択肢の幅が増えた」と専門委員長。例えば女子の長距離ならこれまで神村学園の独壇場だったのが、鹿児島女、鳳凰の選手がくらいついてきました。男子長距離の鶴翔や鹿城西の成長も著しいです。「県のときと同じようなライバル心で南九州でも戦っている」とみています。
 もうひとつは中学の部活動やクラブチームなどが充実して、ジュニアからの底辺拡大が効果を発揮しているのも挙げられると思います。1年生で活躍している選手は、中3で部活動を引退した後でも、クラブで練習できた選手が多いです。今回の優勝、入賞者の中に僕のいるSCCの選手が数人いることからもそれが実感できます。
 単に良い選手だけを重点的に強化してきたのではなく、すそ野を広くしてその中から頂点を競う争いがあって全体的な底上げができたことを実感できた大会でした。2020年に鹿児島国体がありますから、ジュニア強化、底辺拡大に関しては今後も「追い風」はあると思います。あとは再三言っているように、ここで育った子供たちが大人になっても鹿児島で活動して次の世代を育てていく「人材の好循環」を生み出す仕組みを作ることです。
 何はともあれ4日間、ハードな毎日でしたが、いろんな実りのあった日々でした。
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