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2018.03.19 表現の進化
【本日の業務】
・手帳、帳簿、日記
・朝のルーティーン
・スポかごNEWS、メルマガ発行
・家族のサポート
・歯の治療
・後援会報誌打ち合わせ
・鹿児島U原稿


180319親子3人

 「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編、「2202愛の戦士たち」がなかなか面白いです。

 「2199」同様こちらも、40年ほど前にあった映画「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」とテレビシリーズ「ヤマト2」のリメイクですが、基本的な世界観や音楽、音響などをベースにしつつも様々な現代的な解釈が加えられて、見るものをうならせます。

 例えばテレザート星でゴーランド艦隊と対峙するシーンは旧作にもあります。艦隊を波動砲で撃破するシーンも同じです。違うのは波動砲を撃つヤマト側、撃たれるゴーランド側、双方の登場人物たちのヒューマンドラマが描かれている点です。

 ヤマトはイスカンダルとの約束で封印した波動砲を解く十字架を背負っています。いかに自分たちの身を守るという大義があるとはいえ、宇宙そのものを破壊しかねない武器を約束を破ってまで使うことに主人公・古代は悩み続けます。

 一方、ゴーランド側には旧作に登場しなかったノルというゴーランドの息子が出てきます。「愛」の存在を否定するガトランティス側はクローニングによって子孫を残す「作られた命」。ゆえに親子であっても「愛情」は存在せず、ゆえに帝国にひたすら忠義を尽くして戦い、破壊することに何の躊躇も感じない人類として描かれています。

 古代はその業を背負って波動砲の引き金を引く。波動砲の光に艦隊が包まれようとする瞬間、ゴーランドは涙を流して、身を挺しノルを抱きしめながら「すまん!」とひとこと。ノルは「いいのです」と目を閉じ、光の中に消えていきました。閃光が消えた後、古代の頬にも涙が流れました。

 こうやって文章で再現していても、心揺さぶられるシーンです。「作られた命」にさえも「愛」が存在するのではないかという暗示は今後の展開を想像する上でもカギになりそうです。旧作であれば正義と悪の2つのシンプルな対立であったものが、今は正義の側も悪の十字架があり、悪にも正義の側と同じ人間臭さがある。表現の進化を感じます。アニメと文章、手法は違いますが「人間を描く」という部分で通じるものがあります。僕の仕事にも大いに刺激を受けた作品です。
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