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170424-10枕崎円陣_030
 春の中学選抜大会は枕崎の優勝でした。昨秋の決勝戦も観戦しており、その時も枕崎が優勝でした。
 両方を見比べると、その試合内容から枕崎が一冬で大きく成長したことがよく分かりました。
 投手のボールに力強さが増し、守備も堅いです。決勝まで4試合で失点1というのがそれを物語っています。
 打力もありました。五回の4得点を呼び込んだ2本の三塁打はライナーの良い当たりでした。3月の九州大会で初戦完封負けした悔しさを今大会ぶつけ、4試合で18得点ときっちり点の取れる野球ができました。打力もさることながら決勝では5盗塁と果敢な走塁を試みていたのも印象的でした。「盗塁アウトはOKなので、ほぼノーサインで走らせている」と監督さんは言います。5盗塁はノーサイン、もしくはラン&ヒットで打者が打たなくて盗塁が決まったものです。積極的な走塁にはリスクがつきもの。失敗を認めてあげることで挑戦してみようという姿勢を育てる。大事なことです。
 何より感心したのは七回表の守備の場面でした。簡単に二死をとり、あと1アウトで優勝というところで、エラー、ヒットで一二塁とピンチになりました。ここで野手がマウンドに集まり、自分たちで間をとったのです。中学野球の場合は、こういう場面で監督が自ら足を運んでアドバイスに行ったり、高校野球ではベンチから監督の伝令を選手が伝えに行きますが、自分たちの判断で集まるというのは、高校野球でもあまり見たことがありません。捕手の主将の判断でした。打たれる前に厳しいコースに投げたのがボールと判定されて、気持ちが整わないうちに打たれてしまったので、一呼吸置こうという見事な判断でした。
 冬場のトレーニングでは走り込みなど力強さをつけるだけでなく、毎日昼休みに股関節や肩甲骨周りのストレッチをするなど、身体のケアにも気を配ったそうです。中学野球は子供たちの成長著しく、勢いやメンタル的な要素もあるので、同じチームが何度も優勝するのは至難の業とされています。県内では秋、春の選抜、夏の県総体と3つの大きな県大会がありますが、3冠を達成したチームは今までないそうです。ただ今2冠を達成した枕崎は前人未到の3冠に夏挑みます。注目したいところです。

 夜、たまたまつけたNHKのBSで「球辞苑」という番組がやっていてテーマ「リード」に関する特集をやっていました。どのぐらいの幅をとるか、どんな姿勢で構えるかは人ぞれぞれですが、早めにリードをとって投手や捕手を観察するなど、走塁の基礎、原点になるものがリードには詰まっているというディープな内容でした。盗塁の得意な選手は、たいていが投手をじっくり観察し、モーションを盗むセンスに長けています。話には聞いて知っていましたが、自分ではやったことがないので目から鱗の話題満載でした。昼の中学野球に続いて、野球の奥深さをじっくり学んだ一日でした。
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