2012.04.24 ○○委員会
【本日の業務】
・事務作業
・原稿執筆
・奄美群島の在り方検討委員会取材
・甲突川RC


 先週の「ボール胸部直撃」以来、全く身体を動かせませんでしたが、きょう1週間ぶりに甲突川RCの練習に参加して汗を流しました。まだ若干の痛みは残っていて右側が固まったようなぎこちないフォームですが、ようやく走るのに支障がないくらいに回復できました。あと2日早ければ、記録会にも出られたのですが、仕方ありません。うれしかったのは練習の後で体重計に乗ったら、前と変わらなかったこと。てっきり84、5㌔に戻っているかもと覚悟していましたが、81・8㌔と順調に減っていたので一安心でした。

 先週金曜日の「奄美群島成長戦略推進懇話会」に続いて、きょうは「奄美群島の在り方検討委員会」を取材しました。奄美新聞の記者になってこの手の会議を取材する機会が多くなりましたが、記事にまとめる際には毎回頭を抱えることが多いです。
 会議の前にたいていは主催者から、委員に渡されるのと同じ資料を頂きます。政治、経済といった未開の分野がテーマであることが多いので、資料を追いながら内容を理解するのにまず一苦労です。基本的には「横のものを縦書きに要約する」だけで記事の大筋は出来上がるのですが、それだと「記者クラブの弊害」と同じで、当局から与えられる情報をただ垂れ流すだけになって、記者の存在意義が問われます。記事に書くということは、自分がよく分かっていないことでも、「こうだ」と言い切ってしまう作業ですから、自分なりの伝え方を工夫しつつ毎回産みの苦しみを味わっています。
 前回の「懇話会」にしても、きょうの「委員会」にしても、目指すところは「次期奄振法の延長を見据えて、奄美の将来について主体的に考える」会です。懇話会は地元の市長・町長らと有識者らでが委員で奄美の未来に対するビジョンの作成が目的であり、きょうの委員会は奄振に向けて今年度中に県が総合調査を実施しますが、それに対して幅広い観点から議論をして提言する有識者を中心とした会です。

 きょうの委員会の話を聞きながら、2年前まで県のスポーツ振興審議会の委員をしていた時を思い出しました。あの時に感じた素朴な疑問は「ここで話し合われたことが果たしてどれくらい施策に反映されるのか」ということです。「スポーツ振興」というとても有意義で大きなテーマですが、僕はジャーナリストの立場、ある人は現場指導者の立場、大学研究者の立場、障害者スポーツの立場と、いろんな人がそれぞれの立場でいろんな意見があっても、2時間の会議ではさして実のある議論ができた実感がありません。ちょっと進歩的な意見を言う大学教授の意見に感心するぐらいで、そもそも議論にすらなっていないことも多かったです。僕は「これほど大きなテーマなのだから、回ごとにテーマを決めてもっと回数を増やしたらどうか?」と提案したことがありましたが、やはり年1回同じような会を繰り返すだけでした。
 きょうの委員会にしても「奄美群島の在り方」をテーマにしていますが、元市長、大学農学部元教授、IT関連、観光とそれぞれの専門家が貴重な意見を述べていましたが、果たしてそれが実際にどれだけ総合調査に反映されるのか、疑問符がつきます。「在り方」の検討というのがそもそも漠然としているし、委員も何をどう述べていいのか、戸惑っているような感じもありました。
 ただ一つ言えるのは、ようやく国や県の奄美振興計画に際して、地元が主体的に関われるようになったということです。そもそもこの手の会が今までなかったというのが不思議なところですが、これまでの奄振は国の一方的な施策であり、つぎ込まれた多くのお金が本土のゼネコンに落ちるという実に不可解な構造でした。日本復帰60年を迎えてようやく「自立」に向けての一歩を踏み出したととらえるべきでしょう。幸いスポーツ振興審議会と違って、今後も定期的に会は開かれるので、有意義な議論がなされることを期待します。
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