【本日の業務】
・手帳、帳簿、日記
・スクラップ、スポかごNEWS発行
・自転車
・体操写真撮影
・ユナイテッド取材
・原稿
・後援会総会準備


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 「スポかごNEWS」にきのうの鹿児島Uの試合の記事をアップしました。
 キックオフの約1時間半前に鴨池陸上競技場に入りましたが、足を踏み入れた瞬間、「きょうは間違いなく良い日になる」と確信しました。
 試合開始まではまだ間があるというのに大勢の人だかりができています。食欲をそそる屋台がならび、県の特産品を売るコーナーなどバラエティー豊かな出店が並んでいました。ご当地アイドルや、応援シンガーのミニライブも盛り上がっていました。
 キッズコーナーもあり、子供が遊べる場所もあります。ストリートサッカーができる場所では、子供たちが楽しそうにボールを蹴っていました。観客席入り口では、メーンスポンサーの焼酎メーカーさんが振る舞い酒なを配っています。車の運転じゃなかったので、僕も1杯いただいて、勝利の景気づけをしました。

 まさしくあそこで繰り広げられていたのは、スポーツが作り出した「祭り」です。10年近く前、ホークスキャンプの取材で行った宮崎には当たり前にあって、鹿児島にはなかった祭りの空間が、あるいはそれ以上とも思える空間が、きのうの鴨池にはありました。会場に集まった観客は8656人。老若男女、いろんな人たちがサッカーという一つのスポーツで一堂に集い、晴天のもとで祭りを楽しむ。これぞスポーツ観戦文化の醍醐味といえるものが確かに出来上がったことを確信しました。
 この空間を演出したのはクラブの人たちとそれを支えるボランティアスタッフの人たちです。こんな空間を鹿児島でも演出できるようになったのなら、きょうの試合はきっと素晴らしいものになると信じて疑いませんでした。

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 試合結果もその通りになりました。先制ゴールは元FC鹿児島の田上主将。これだけの大舞台でチームの大黒柱が貴重な先制点を叩き込み、チームを勢いづけました。「2点目は赤尾や山田、元ヴォルカの選手が決めたら、すごいドラマだ」と予感していましたが、2点目は赤尾のスルーパスを山田が決めるヴォルカコンビの得点で予感的中でした。
 ダメ押しはユナイテッドになってからの新加入選手・五領が決める。奇しくもここに挙げた4人は全て鹿児島出身選手というのも、何か因縁めいたものを感じます。これまでの鹿児島のプロサッカーが誕生するまでの歴史を象徴するような得点シーンでした。どんな脚本家でもこんなシナリオ書けないだろうという、神様の粋な計らいを感じました。

 きのうの試合は、いわばJFLというアマチュアリーグの卒業試験であり、Jというプロへの入学試験だったと思います。スタジアムの雰囲気も含めて、間違いなく合格点の内容でしたが、終了間際に失点したのは「今季の苦しい戦いの象徴のようだ」と浅野監督。観客動員も1万人を掲げていましたが、届かなかったことも含めて、来季参入するであろうJ3に向けての課題だと思います。
 思い返せば2003年11月、ヴォルカが天皇杯の1回戦でアルビレックス新潟と対戦した際は5000人の観客が集まりました。拙著「地域スポーツに夢をのせて」のあとがきに、ヴォルカの選手に教わったから応援に来たというサッカー少年が大勢いたことを挙げて「こういうファンを増やしていく活動を地道に続けていけば、いつの日か鹿児島でも身近に応援できるJのチームが誕生するのも夢ではないと思った」と書きました。あれから12年、いろんな紆余曲折はありましたが、この言葉が現実になる手応えを感じて感無量でした。
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