【日記2月23日】
 和田中学校であった中村文昭さんの講演を拝聴しました。
 「返事は0.2秒」
 「頼まれごとは試されごと」
 「できない理由を探さない」
 「今できることを精一杯やる」
 改めて指摘されなくても、知っていることなのに実践できてない自分を反省。
 これらの実践を「できる」「できない」ではなく、自分の中に自分でスイッチを入れて「やる」か「やらない」の積み重ねで大きな違いになる。一歩踏み出そうと背中を押してもらった講演会でした。


【本日の業務】
・家事
・グッドウエーブ取材
・千葉ロッテ取材
・原稿


 午前中はバドミントンのクラブチームの代表を取材しました。
 先日、「人材の好循環」についてのトピックをFBに書いたら、友人から「面白い取り組みをしている人を知っているので、ぜひ取材してみては」という案内を頂きました。
 午前中じっくり話を聞き、その活動に興味が湧いて、夜は予定をキャンセルしてそのチームの練習を見学に行きました。詳しくは記事にまとめますが、こんなかたちが軌道に乗り、「人材の好循環」が実現することを広く発信することが僕の仕事なのだと強く思いました。これから鹿児島国体まで「好循環の『かたち』」と題して不定期に連載していこうと思います。

 午後は千葉ロッテの二軍と韓国ロッテの練習試合を取材しました。
 たまたま「プロ野球 鹿児島県人を応援する会」のFBでこの試合に鹿情報高卒の二木君が先発するという話が出ていたので、午前中別取材をした帰りに県立球場に寄りました。
 試合開始の1時に間に合わなくて初回は見逃しましたが、二回の1イニングだけじっくり見ることができました。パッと見た第一印象は身体がだいぶプロらしく出来上がってきたことと、フォームがきれいになったことでした。
 三塁側のカメラ席に下りて投球フォームを撮影。2年5カ月ほど前、彼が高2の秋の県大会で投げたとき、同じ位置からフォームを撮影したことを覚えていたので、あとでファイルを探してみるとその違いは一目瞭然でした。
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 ちょうど投球動作のトップを作る瞬間のあたりが、一番分かりやすかったのでここにも写真をアップしておきます。詳しい解説はできませんが、身体の開きが早くて力が抜けてしまっているような高校時代に比べて、しっかりとしたためができて身体の軸回転を使って力強く投げていることがよく分かると思います。
 残念ながら結果は打ち込まれて、本人いわく「点数がつけられない」ほど悪い出来でしたが、プロに入って着実に進化していることは実感できました。
 試合のあと、話を聞きたくてグラウンドに下りると、顔見知りのスカウトの方が親切に本人につないでくださいました。短い時間でしたが、高校時代を知る選手の成長を間近で見ることができて、楽しい時間を過ごすことができました。
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2015.02.18 県下一周駅伝
【本日の業務】
・十三会事務
・県下一周駅伝取材
・原稿
・映画鑑賞


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 県下一周駅伝は興味深い大会ですが、走るエリアがあまりに広すぎて、きちんとフォローできないのが隔靴掻痒なところです。
 規模的には地区対抗女子駅伝のように、テレビ中継が入って半日で終わるぐらいがちょうどいいのですが、県本土のほぼ全域がコースであり5日間の長丁場となると、1人でできるのはスタートとゴールをおさえ、電話などで話を聞く程度です。
 きょうは例年と同じく、みなと大通公園で選手のゴールを待っていました。撮影ポジションを確保して、あとは選手のゴールを待ち、監督や選手の話を聞く。会場についてから1時間程度で終わってしまう取材ですが、それでもこの駅伝の醍醐味は味わえます。
 選手が走っている姿を見られるのは、大通公園に入ってからのわずかな時間ですが、沿道を埋めた観客が小旗を振り、声援の中で走る気分はどんなだろうと想像するとワクワクします。立場上、大島をメーンで応援していますが、顔見知りの選手がいればなおのこと心の中の声援はヒートアップします。

 指宿のアンカー・前園選手は高校の1つ下の後輩にあたります。僕は陸上部ではありませんでしたが、体育祭の1500m走や高校駅伝の助っ人で練習した際に何度か一緒に走りました。高校時代、長距離を得意種目にしていた僕が唯一かなわなかった相手です。2年で指宿の高校駅伝を走った際には、僕が3区で彼が4区を走り、2人で合わせて10人抜きしたことが懐かしく思い出されます。
 その後、僕は体型が変わってしまいましたが、彼は高校時代と変わらない体型を維持し、毎年のように県下一周駅伝の選手に選ばれるほどのつわものです。今大会で引退すると話していました。幸い、アンカーを走るということだったので、その勇姿を焼き付けておこうとカメラを構えていました。
 ゴールテープを切る前に、おそらく沿道にいたであろう奥さんや子供さんに向けて右手でガッツポーズし、最後は走り切れた喜びをかみしめるように両手で拳を握ってゴールしました。12人全選手のゴールシーンを撮影しましたが、一番輝いて良い表情だったように僕には思えました。
 同世代の選手が頑張っている姿には勇気づけられます。僕もさすがに県下一周クラスを目指す気にはなれませんが、来年には鹿児島マラソンが実現することが新聞にも出ていました。あと1年の準備期間で本気で「サブスリー」を目指してみようかと気合が入りました。
【本日の業務】
・事務作業
・駅伝取材
・SCC
・レノヴァ取材
・原稿


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 きょうは僕が応援するスポーツチームも、僕自身も今一つで我慢の一日でした。
 朝は県下一周駅伝の写真撮影&取材。いつもは市役所前のスタート地点でスタートの写真を撮るのですが、今年は趣向を変えて途中の武之橋地点で撮影しました。「良い写真撮ってね!」と監察車に乗っていた顔見知りの先生から激励されましたが、狙った大島の選手は集団の後方にいたため、集団で走る1区の構図の写真が撮れませんでした。
 気を取り直して、第1中継所で1区の選手の取材に向かいました。あわよくばタスキ渡しの前に到着したかったですが、交通規制に引っ掛かって思うように進めません。結局、タスキ渡しも撮れずに、隔靴掻痒のまま選手の話だけ聞いて引き返しました。

 午後は久々に土曜のSCCの練習へ。天気は良いけど、風が強く冷たい中、身体が重くて思うように走れません。気持ちの良い汗もかけないまま、途中で切り上げてレノヴァの会場の向かいました。

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 レノヴァも勝てそうなゲームを落として、またも連敗から抜け出せません。
 「流れの悪い時こそ自分たちで引き寄せる」。記事にそんな文章を書きながら、自分自身も結局は朝から悪い流れだったのを、身を任せるままで変える努力をしなかったことを反省しました。
 思わしくない結果が出るのも、つまるところは自分の中に原因がある。その姿勢だけは忘れずにいたいものです。
【きのうの業務】
・事務作業
・自転車
・県下一周駅伝開会式取材
・喜界島物産展取材
・原稿
・十三会


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 きのうの午後は県下一周駅伝の開会式とアミュ広場前であった喜界島物産展と2件取材しました。
 移動には自転車を使いました。大した運動量にはなりませんが、移動時間をトレーニングに当てられて、時間の有効活用ができました。
 きょうから県下一周駅伝。先ほど、1区の選手の序盤を写真撮影して、第1中継所まで車を飛ばし、選手の話を聞いてきたところでした。仕事柄、大島チームの応援がメーンですが、沿道の声援をうけて走っている選手の姿はどの地区も等しくカッコいいです。出場選手の健闘を祈ります!

【本日の業務】
・事務作業
・家事
・SCC打ち合わせ
・原稿
・ランニング


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 水曜日の南日本新聞のスポーツ振興審議会の記事を見て、感じたこと、国体を契機に「人材の好循環をどう作るか」を考えていたら、たまたま午前中、SCCがやっている「トップアスリート派遣事業」の登録にうちの嫁さんが行くということでついていきました。
 うまくいけば3月からある総合型スポーツクラブのソフトバレーボール教室の講師として派遣されることになりそうです。
 実現すれば、彼女は自分の使える時間の範囲内で、大げさにいえば、高校時代に全国大会に出場し、Vリーガーとしてやってきた「経験やスキル」を「地域に還元する」ことができます。
 もちろん、そのことで彼女がバレーの指導だけで食べていけるほどの収益を得られるということでは全くありませんが、「人材の好循環」モデルの実践例を、期せずして僕は間近で体感できることを楽しみにしています。

 3年前に全く同じテーマで「年中夢求」のコラムを書きましたが、僕自身がそういう道を探す取り組みを忘れていました。批判するのは大いに結構だけど、それだけで終わったら意味がない。大事なのはどうすれば実現できるのかの道筋を提案すること。これが僕のこの仕事をする上での信条です。
 そんな文章をFBにアップしたら、いくつか共感のメッセージを頂きました。自分の考えは間違っていなかったし、そういう発信を続けていくことが僕の使命だと心強いものを感じました。
【本日の業務】
・HCDサイクリング
・写真処理
・日記


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 いつも身体のメンテナンスでお世話になっているヒューマンケアドリーム(HCD)のサイクリングイベントに初めて参加しました。
 朝6時に伊敷ニュータウン下のセブンイレブンに集合。そこから下田方面に上がって行き、吉田町のローソンで朝食。そこから一旦、皆与志、郡山方面に向かってから蒲生の体育館を目指し、藺牟田池へ。
 藺牟田池から入来、樋脇を過ぎ、市比野温泉郷に入る手前の「岡倉」で昼食。そこから郡山を経て、甲突川抜けるコースを総勢12人でサイクリングしました。
 走った距離数を計測しようとスマホのアプリを使用しましたが、98・56キロ地点で電池切れになってしまったので正確な計測はできませんでした。ちゃんと測った人の数値に自宅からの距離を加算すれば、だいたい115キロぐらいは走った計算になります。自分の足で走ったのは菜の花マラソンの42・195キロが最高で、自転車でも50数キロがこれまでの最高でしたから、一日の最高走行距離を更新したことになります。

 朝まだ暗いうちからのライドでしたが、とにかく寒かったです。一応防寒はしましたが、手先足先の感覚がなくなりそうな寒さは最後まで消えることはありませんでした。何度も上り坂があってマラソンとは一味違うきつさがありましたが、きついときこそ、身体の使い方を考えたり、自転車のギアの組み合わせを考えたりして走るのは楽しかったです。何より、一緒に走る仲間がいることで、距離や時間に対する不安をいつの間にか忘れていました。
 100キロを超えるライドは初めての経験でしたが、藺牟田池に向かう手前の最も勾配のきつい坂で一度降りてしまいましたが、それ以外は坂道もしっかり漕ぎ切ることができました。自転車の練習は特にしていませんが、この10年以上マラソンで培った脚力を活かせたことは自信になりました。

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 何よりきつかったのはどんな上り坂よりも、「岡倉」で食べた天丼ランチでした! 写真をご覧になれば分かると思いますが、特に「大盛り」とか指定していないにも関わらず、これだけのボリュームです。天丼ランチに限らず、この店のメニューはすべてこのぐらいのボリュームがありました。食事は残さないのが僕のポリシーですが、天丼の具を食べ切ってご飯が見えるまでに相当な時間を擁したあまりの分量にギブアップしてしまいました。

 自宅に帰りつく16時半ごろまで、10時間あまりの間、様々なことがありましたが、とにかく参加して良かったです。企画してくださった古田先生をはじめHCDの皆さん、お疲れ様&ありがとうございました。

 きょうの「相棒」は久々に面白かったです。
 右京さんや警察庁の社さんら東大時代の恩師の古稀の祝いに呼ばれました。そこで恩師の大学教授から「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いかけをされます。教え子たちが戸惑い、答えに窮していると、恩師は睡眠薬を用いて監禁し、「試験」と称してその課題をレポートで提出させるよう命じます。
 「僕の中に眠っていた悪魔が目覚めた」。恩師は言います。「悪魔の衝動」を理性で抑えているが、それが抑えられそうにない。だから教え子たちが納得いく解答を出さない限り、誰かを射殺する。右京さんらの運命やいかにというところで「次週につづく」となりました。

 大の「相棒ファン」ですが、今季に入ってからパワーダウンしているように感じます。シーズン13、1回目のスペシャルがあって15年になる長寿ドラマですが、「マンネリ化」というよりも、あれこれと技巧を弄しすぎて袋小路に陥ってしまった印象があります。録画して保存して何度でも見たくなるような話が少ないです。
 きょうは、ストーリー自体は現実離れしていて、いかにもドラマがかっていますが「なぜ人を殺してはいけないのか?」という根源的な問いかけにハッとさせられます。時あたかも「イスラム国」の人質殺害事件があったばかりです。さて、右京さんがどんな解答を出して我々にカタルシスを与えてくれるのか、興味深いところです。
 恩師役の清水紘治さん、そのお連れ役の石野真子さん、教え子の1人の斎藤歩さん、かつて犯人役やゲスト出演した役者さんの登場も懐かしかったです。恋人・悦子さんの妊娠発覚、しかし何やら思い病らしきものにかかっているようなのは、先日発表された3代目相棒・カイト君今季で卒業に向けての前振りか? ネットでは早くも新相棒役に関する記事が流れていますが、その筆頭に挙げられていた仲間さんとのコンビが奇しくもきょうの放送で実現していました。これまでと全く違う女性と右京さんとコンビというのも意外にありだったかも。そんな想像を掻き立てる心憎い演出でした。
 
 今朝の南日本新聞に、ベタ記事で県のスポーツ振興審議会の記事が出ていました。
 僕も4年ほどこの委員だったことがありましたが、記事の見出しにもあるように相変わらず「鹿児島国体へ向けジュニア育成を」と掲げているところに不満を感じます。おそらくいろんなテーマがあったり委員の意見もあったのでしょうが、県がメーンで考えているスポーツ振興とはイコール「鹿児島国体で天皇杯・皇后杯をとるにはどうすればいいか?」でしかないのでしょう。そのために大企業がなくて実業団チームの少ない今の鹿児島の現状はジュニア強化しかないという10年一昔前から延々と繰り返された論議です。
 僕自身は再三再四発言し、文章にも書いてきましたが、ジュニア強化の大事さは否定しないけど、本当にスポーツ振興で考えるべきは「人材の好循環をいかにして作るか」だと考えています。いくら素質のあるジュニア世代を育てても、彼らが最終的にそこで身に着けたスキルやノウハウを活かす道が鹿児島にはない。結局のところ、鹿児島はよそへの人材排出県でしかない。無論、鹿児島で育った若者が羽ばたく場所は鹿児島でなければならない必然性はどこにもありません。ただ、鹿児島にはそれらを活かせる場所があまりにも少なすぎるし、その努力をしてこなかった。鹿児島国体はそれを考える契機にすべきと主張してきましたが、相変わらず「ジュニア育成」だけがメーンテーマなのかと思うと暗澹たる気持ちになります。
【本日の業務】
・事務作業
・新体操取材
・レノヴァ取材
・原稿
・同志社同窓会


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 週末、新体操、体操の会場にいながら、少子化という厳しい現実を考えさせられました。
 今回で21回目となる大会ですが、1回目から体操男子団体を制してきたれいめいが部員2人しかいないため、4人以上が必要な団体戦の出場チームがゼロになってしまいました。
 昨年から体操の特待生をとらなくなってしまったためです。れいめいといえば数年前まで九州を毎年のように連覇し、全国でも上位を争うほどの実績があり、鹿児島の男子体操界をけん引するチームだっただけに惜しまれます。
 しかし、希望はあります。昨年から新たに出水商に体操部ができました。今は1年生2人ですが、新年度からは新たに2人入ってくる予定なので団体戦は組めるそうです。
 こちらは、元れいめいの監督さんが、自宅にある練習場兼合宿所で選手を預かって鍛えています。県内ばかりでなく、県外からも一般入試で選手が入学してきました。れいめい時代25年間かけて培ったノウハウと、人間関係、信頼関係で新たなチーム作りを模索しています。

 新体操女子で大島が唯一21回連続で団体戦に出続けているのも見逃せません。部員数だけならダントツで一番です。離島の学校共通のハンディーや、本土のようにジュニアからの経験者はほとんどいなくて、高校から新体操を始める選手たちで毎年チームを作っています。
 どちらにも共通するのは「指導者の情熱」が大きな支えになっている点です。「少子化」は、スポーツに限らず、日本全体が今後向き合わなければならない課題です。物理的に子供の数が少なくなっていくことを食い止めるのは容易なことであはりませんが、「情熱」というキーワードに希望を託したいと思いました。
2015.02.04 景観の変化
【本日の業務】
・事務作業
・SCC


 久々にSCCの練習に参加しました。
 鴨池の補助競技場の大改修が一部終了し、ジュビロのキャンプで使用されていることが報道もされました。相変わらずSCCの練習はメーンの競技場が使えず、競技場の外周を使用しての練習ですが、補助競技場周辺の覆いがとれて、競技場の景観がだいぶスッキリしました。まだまだ寒さも厳しいですが、練習開始の午後6時はひと頃よりもだいぶ明るくなってきました。走りの調子は相変わらず今一つですが、気持ち良く走れました。
【本日の業務】
・事務作業
・家事
・ランニング
・レノヴァ取材
・原稿


 イスラム国による日本人人質事件が、悲しい局面を迎えました。人質になっていた湯川さんに続いて、フリージャーナリストの後藤さんも殺害されたとされるニュースで、今朝はもちきりでした。
 「サンデーモーニング」も通常のスポーツニュースなどもカットされ、ほぼこのニュースでした。当然のごとくイスラム国の蛮行は糾弾されてしかるべきものだし、安倍首相や菅官房長官の「テロリストたちを許さない」「日本はテロとの戦いに屈しない」などのコメントに、日頃はこういった人たちの言動に疑義をはさむことが多いパネリストたちも、ひとまずは賛意を表していました。
 その上で司会の関口さんは「冷静にならなければならない」とも語っていました。人質として拘束したばかりでなく、その命を奪うという蛮行に接して、僕自身も真っ先に浮かんだのはイスラム国に対する怒りでした。「冷静」になどとてもなれそうもない話ですが、それでも冷静になって、その事件の背景にあるものを考えることは大事なことです。
 気になってネットなどでいろいろ調べてみると、イスラム国がそもそも誕生した背景がぼんやりと見えてきました。直接的には03年以降の米国を中心としたイラク戦争によって、弾圧され、虐殺されたイスラム教スンニ派の人たちが、イスラム国の源流になっていることを知りました。イスラム社会、パレスチナ問題、イスラエル、ユダヤ教、キリスト教…源流の、源流をたどっていけば、数千年先までさかのぼればならないほど、複雑怪奇に入り組んだ宗教問題、人種問題が横たわっていることだけは理解できました。
 そこまで知った上で、「冷静」になってこの事件を考えてみると、また違った感情が湧いてきます。繰り返して言うように彼らの蛮行は許し難い。しかし、では報復を叫んだり、米国に追随してその戦争を支援することが果たして日本のやるべきことなのか。答えは見えません。しかし冷静になって考え続けたいテーマです。

 午後はレノヴァの取材。残念ながら昨日に続く連勝はできませんでした。
 今季のレノヴァは今のところ3勝しか挙げていません。このうち前半戦の2勝は2連戦の初戦を落として、翌日取り返したものでした。きのうは今季初めて初戦をとって、連勝できるかどうかのチャレンジでしたが、相手を上回れるエナジーや引き出しを出し切れず、敗れました。
 54-69のロースコアが物語るように、お互いの持ち味をぶつけ合うというよりは、まず相手の良さを消し合っていました。その上で、相手の方が勝つための「引き出し」が多かった。
 何より驚いたのは、スタメンで216センチの外国人を外してきたことでした。「高さの利」を捨ててまで、レノヴァの「走るバスケット」に対抗してきたわけですが、この狙いがピタリとはまりました。オフェンスリバウンドにも果敢に飛び込み、リバウンドで「制空権」を取れなかったことが、徐々に攻守のリズムを悪くしていきました。1試合平均12リバウンドを取ってきた外国人が出ていた時間帯は、トータル10分あまりですから、ほとんどの時間を日本人選手がハードワークしていたことを物語っています。
 その上で、複数いるシューターが6本の3ポイントを決めたことが、最終的には15点差の要因になりました。勝つために必要な「引き出し」は、悔しいけど相手の方が多かったことを痛感させられました。

 こういう駆け引きが水面下で喧々諤々と繰り広げられてしのぎを削るのも、プロスポーツの醍醐味といえます。一つステップアップしたからといって、そこで満足していたら次はやられてしまう。やられたくなかったら、もっともっと自分たちのやるべきことを磨き、引き出しを増やしていくしかない。
 そうやって切磋琢磨しながら、お互いにレベルアップしていくことはリーグ全体にとっても好ましいことです。一つ確信が持てたのは、なかなか思うような結果は残せていないレノヴァだけど、約1か月の中断期間を経て、その世界が語れるところまでレベルアップしたことでした。